RFT/VEB ビンテージ L2153PBK採用 システム ペア 高速・高能率

・工房製作品です。
・スタンドは含みません。
【1】概要
・1950年代前半～中盤に製作されたVEBフルレンジユニットが後面開放型箱（ROTE : Rear Open Type Enclosure) にセットされたシステムのペアです。
・出品のL 2153 PBK はこの時代のフルレンジとしては出色の再生可能帯域、高能率を達成している傑作です。
・このユニットの高速動作するコーンへ制約を加えずに低音まで出すには本格的なROTEがベストです。
・システムは後面の約80％をオープンにして、超軽量コーンの動きにほとんど制約を加えずに低音を出すことに成功していると思います。
・後のRFTのL2301などのフルレンジの原点ともいえる傑作ユニットです。

【2】システム
・型式：VEB FUNKWERK L 2153 PBK
・インピーダンス：6オーム
・口径：外形直径＝200㎜
・コーン：ダブルコーン、フィックスドエッジ
・状態：良好

【3】エンクロージャー
・サイズ：幅262mm、高さ372mm、奥行225mm
・型式：後面開放型(ROTE)
・材質：天地側面は18mm厚の天然木パインの集成材、バッフルはMDFです。
・後面は約80%が透過する形の後面開放型です。
・外装：ダークウォールナットオイル
・入力：Yラグ、バナナプラグ、極太ケーブル、ワニ口クリップなどがOK

【4】音質
・以下は主観ですのでご承知おきください。
・能率が高いので12畳程度の部屋でも十分な音量が得られます。
・マイルスディビスの1956年録音のPrestigeのマラソンセッションを聴きました。
・トランペットソロ、コルトレーンの硬質なテナーサックスソロがスピーカーの前面に生々しく現れます。
・コルトレーンの10月録音の演奏は驚くべき技術とハートがあり感動します。
・ポールチェンバースの最高のベースが弾むように出てきて音楽をスィングさせています。
・ECMの比較的新しいキースジャレットトリオの再生も満足できるものでした。
・アコースティックな音楽全般を透明感あふれる音で再生していると思います。

【5】その他
・ご希望があれば拙著「究極の音」を同梱いたします。
・ブログ　http://geo80002002.livedoor.blog/archives/cat_347256.html

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